これからFIT制度はどうなる?

これからFIT制度はどうなる?

こんにちは!太陽光ライフ、楽しんでいますか?
「太陽光発電っておトクって聞くけど、最近ルールが変わるって本当?」「FITって名前は知ってるけど、よくわからないなぁ・・・」
そんなふうに思ったことありませんか?
このコラムでは、これからのFIT(固定価格買取制度)の変更点や、今から始める人が気をつけたいポイントを、できるだけやさしくお伝えします!
すでに太陽光を使っている方も、これから導入を考えている方も、「今、何が変わろうとしているのか?」を知っておくことで、ムダなく・得して・安心して太陽のチカラを活かせるはず!
さあ、一緒に未来のエネルギーライフをのぞいてみましょう!

1. FIT(フィット)制度ってなに?

FIT(フィット)制度ってなに?

FIT制度とは、固定価格買取制度と言って「太陽光で作った電気を、国が決めた価格で買い取ってくれる制度」です
2009年にスタートして、たくさんの家庭がこれでソーラーデビューしました
太陽光発電は、初期費用がけっこうかかるので、「一定期間は、安定した価格で買い取りますよ〜」というこの制度があることで、安心して導入できたんですね🌱
しかも、10年〜20年と長期間売れるのがポイント!
パネルの寿命(約20〜25年)と合わせて、投資回収の目安にもなっていました

2. 2025年からどう変わるの?

2025年からどう変わるの?

2025年度から、FIT制度は少しずつルールが変わっていきます
まず注目なのは、「10月以降に新しく認定される設備は、売電価格が2段階制になること」

家庭用(10kW未満)の例

つまり、「最初の数年間で、ガツンと回収してね!」という設計になっているんです
これまでは10年間すべて同じ価格でしたが、2025年10月以降は前半・後半で差が大きくなるのが特徴です
これは再エネ普及が進んできたことや、太陽光パネルの価格が安くなってきた背景などが理由とされています

3. 「最初だけ高く買ってくれる」新しい制度って?

「最初だけ高く買ってくれる」新しい制度って?

この新ルールの名前は「初期投資回収支援スキーム」といいます
要するに、「パネルや工事にかかったお金を、最初の数年でできるだけ早く回収できるように、ちょっと高めに買い取りますよ〜」という制度です✨
特に注目すべきは、「2025年10月以降に認定された設備が対象」ということ!
それまでに契約や認定を済ませていれば、まだ今まで通りの単価(たとえば15円/kWh)で10年間売れる可能性があります
だからこそ、今「申し込むか迷ってる…」という人は、いつ導入するかがポイントになってきますよ!

4. FITとFIPってなにが違うの?

FITとFIPってなにが違うの?

FITとFIPは、どちらも再生可能エネルギーを広めるための制度ですが、仕組みやメリット・デメリットに大きな違いがあります

まずはざっくり定義から…

制度名:
FIT(固定価格買取制度)
説明:
国が決めた価格で、電力会社が10~20年間、電気を決まった価格で買い取ってくれる
主な対象:
主に家庭や小規模発電

制度名:
FIP(市場連動型プレミアム制度)
説明:
電力を市場価格で売って、そこに「おまけ(プレミアム)」が上乗せされる
主な対象:
中~大規模発電や法人向け

はじめての太陽光でも安心FITは“安定”をくれる心強い味方!

【良いところ】

  • 価格が固定されているから、売電収入が安定!
  • 市場価格がどうなろうと関係ない=初心者でも安心
  • 手続きや仕組みが比較的シンプル

【悪いところ】

  • 市場価格が高騰しても恩恵を受けられない
  • 国の方針で年々買取価格が下がっている
  • 長期間の固定価格が「制度的な負担」と見なされるようになり、2020年代に入ってから見直しが進んでいる

FIP(Feed-in Premium)は、2017年以降にヨーロッパを中心に広がり、日本では2022年度から本格運用が始まりました

【良いところ】

  • 電力市場価格が高いときに売るとおトク!
  • → たとえば、電力がひっ迫して価格が上がった時などに高く売れる
  • 市場への参加意識が高まる
  • → 電力供給のバランスや需要を意識することで、電力の安定供給に貢献できる
  • FITに比べて国の財政負担が小さいそのため、将来的にはFIPが主流になると予想されている

【悪いところ】

  • 市場価格が下がると収入も減る
  • → 価格の上下があるので、「収入が不安定になる」ことも
  • 売電に必要な準備や知識が増える
  • → 自分で市場取引の情報をチェックする必要が出てくるケースもあり、家庭や個人にはハードルが高め
  • 自家消費と組み合わせにくい構造

現時点(2025年時点)では、家庭用の太陽光発電(10kW未満)にはFITがメインです
なぜなら、FIPは設備規模10kW以上が対象で、しかも市場価格の変動リスクに耐えられるスキルや体制が必要だから
でも今後、以下のような動きも想定されています

  • 将来は家庭向けFIP対応プランが登場する可能性あり
  • 余剰電力を売らずに、自家消費に切り替える家庭が増加中
  • 蓄電池+FIPやVPP(仮想発電所)など、次世代のエネルギー管理が注目されている

5. FITが終わったらどうなるの?

FITが終わったらどうなるの?

FIT制度は永遠に続くわけではなく、契約から家庭用で10年、10kw以上は20年で終了します
これを「卒FIT(そつフィット)」といいます
卒FIT後は電力会社が提示する「自由価格」で買い取られることになりますが、これが安い…
たとえば2024年時点では1kWhあたり8〜9円程度が一般的です

卒FIT後の選択肢はこんな感じ

  • 売電を続ける(単価は下がるけど安定)
  • 自分で全部使う(=自家消費、電気代の節約に!)
  • 蓄電池を導入して夜も電気を使う(さらに効率的!)

電気代の高騰が続いている今、「売るよりも使う」が得になるケースも多くなっています
卒FIT後は、自家消費メインの生活に切り替える人も増えていますよ

6. まとめ:これからは「つかう」も大事!

まとめ:これからは「つかう」も大事!

2025年からのFIT制度は、「短期集中で回収しよう!」という仕組みに変わってきています
だからこそ、「どう売るか?」だけでなく、「どう使うか?」も考えることがとっても大切なんです

  • FIT売電は最初の4年がカギ!
  • 卒FIT後は自家消費 or 蓄電池で賢く運用
  • FIP制度の動きもこれから要チェック
  • 導入タイミングで差が出るので、早めの情報収集が◎

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!
太陽光発電は、ただ環境にやさしいだけじゃなく、暮らしを豊かにする手段として、これからの時代にもとても大事な存在です
FIT制度が変わっても、工夫次第でしっかり元が取れるし、「電気を自分でつくって使う」生活には、安心感と楽しさがあります!
「何から始めればいいのかわからない…」という方は、まずは導入タイミング・売電価格・自家消費の計画を立てるところからスタートしましょう!
あなたの太陽光ライフが、もっと明るく、もっと自由で、もっとおトクなものになりますように☀

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