PPAとは?
太陽光発電を 無料で設置できる仕組みが 怪しいので
調べてみた

PPAとは?太陽光発電を無料で設置できる仕組みが怪しいので調べてみた

これはエネルギー関連についてド素人の編集者げのが、 色々調べながらごちゃごちゃ騒ぐコラムである。
さて、絶望(?)の第1回目は 「PPA」 について。太陽光発電が無料で設置できるという制度なんだそうだ。
現在、高層ビルのない日光直撃な田舎町生活者としては、勝手に降り注ぐ太陽光をタダで電気に変換できるなんて嬉しいではないか。
だがしかし、 無料設置だなんて怪しすぎJAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!
マジで怪しすぎるのだが「本当に無料なのか??タダならほちい!」の精神で、PPAの調査スタートゥ!

PPAで太陽光発電が無料になる仕組み

PPAは 「Power Purchase Agreement(電力販売契約)」 の略だ。
パンチパーマでヒョウ柄のコート着てリンゴにペンをぶっこむアレではない。
…ってたとえが古ッッッッ!!!!!!!
簡単にまとめると 「電気を売りたい企業が、太陽光発電の設備を一般家庭に無料で貸し出してくれる」 制度。
うむ、よくわからん!!!!簡単とは!???
とりあえず一般家庭は企業に屋根を貸す代わりに電気が割安で使え、企業は家庭で使いきれなかった余剰電力を回収して売る、というWin-Winの構造になっている。
この構造を 「PPAモデル」 というらしい。

PPAモデルの種類

PPAモデルは契約形態や発電方法によって2種類にわかれる。

発電場所と電気消費場所が同じケース。
つまり、 家や工場などの屋根に太陽光発電を設置 する。
一般家庭にPPAを導入する際は基本これ。

電気消費場所以外の場所で発電した電気を、 電線などで引っ張ってきて利用 するケース。
クリーンエネルギーを使用したい企業とかが使うPPAスタイル。
他にもバーチャルPPAとかあったけど、上記2つを理解しておけば、一般人は大丈夫そうである。

PPAモデルで太陽光発電を無料設置するメリット

PPAのメリットは、なんといっても 太陽光発電の設置費用やメンテナンス費がいらない ことだ。
もし、げのが今、家の屋根に自費で太陽光発電を設置しようとしたら、軽く100〜150万円ほどふっとぶ。
「太陽光発電は10年で回収できる割のいい投資」とかなんとか聞いたけども、

10年先とか見通せNEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!

だが!だが!!PPAなら、 初期費用と維持費がかからずノーリスクでソーラー発電して格安電力を利用できる んだと。
電気代は使った分支払うので完全0円とはいかんと思うけど、え…PPA…?お得すぎなのでは。
しかもPPA契約終了したら、太陽光発電の設備一式無料譲渡してくれるケースが大半なのだとか。

PPAモデルで太陽光発電を無料設置するデメリット

メリットを書いたらデメリットも触れておかねばなるまい。
まず、PPAは10~20年という長期スパンの契約が必要。また10年単位先の話ッ!! ウッ…!!頭が…!!!
そんな長期で考えた場合、引っ越しとか屋根の改修工事はどうすれば…?
あと、最近ちまたで流行っている蓄電池や電気自動車(V2H)などの設置が制限されるらしい。
屋根借りるかわりにせっかく安い電力を供給してるのに、 自家消費用に大量蓄電されたらたまんNEEEEEEEEEEEE!!
とPPA事業者はなるのである、たぶん。
このへんのデメリットを加味してメリットが大きければ契約、ということだろう。

PPAによる太陽光発電の無料設置は専門家に相談してから

PPAを使えば、自分ちの屋根に無料でソーラーが搭載される日が来るかもしれない。
自然災害とか停電とかいろいろ考えると、仕事も私生活もどっぷりネットの住人であるげの、
電力がないとッ!!生きていけNEEEEEEEEEEEE!!!
依頼する業者によって電気代が変わるから、PPAはちゃんと専門家に相談してから依頼せねばならん。
太陽光発電についてもう少し知りたい場合、めっちゃ真面目にまとめてる
「太陽光発電とは?設置費用や得する補助金など、損しないための基礎知識を徹底解説!」 の記事もぜひ参考にするんやで!

げのさん

世界は知らないことだらけで日々困惑ばかりしている残念な大人

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